吉野家の新メニュー「牛鍋丼」が1000万食を突破、第2弾の「牛キムチクッパ」は来月に発売延期


吉野家(吉野家HD、東1:9861)は4日、新メニュー「牛鍋丼」の販売数が1000万食を突破したと発表した。同メニューは吉野家の創業111周年記念の新メニューとして、9月7日から発売を開始していた。価格は並盛280円、大盛380円。

http://news.livedoor.com/article/detail/5051587/


決算期の度に「吉野家ざまぁwwww」等と言われ続け、今回の牛鍋丼に対してもダメダメ感全開で見られていた牛鍋丼が大ヒット。わずか一カ月足らずで1000万食を販売したそうです。
食べてみても「牛丼に余計なものが混ざったもの」程度でそこまで気に留めなかったんですが、それにしてもここまでフィーバーするとは思わなかったというのが率直な感想です。

【速報】吉野家が牛丼・豚丼よりもリーズナブルな新製品「牛鍋丼」を発表


また、「牛鍋丼」が低価格でありながら利益率がいいのは、牛肉以外の具材を使用して原価を抑えたことが要因としてあるといいます。それに加えて米国からの牛肉輸入の際に、これまでのように牛丼に適したピンポイントの種類の肉ではなく、牛丼用と別に甘辛く煮るのに適した牛鍋用の肉とに分けて輸入できるのが非常に効率がいいためだということです。

http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20100902_yoshinoya_gyunabe_don/


元々牛鍋丼は牛丼の原価を抑えるために導入したものと社長自ら明言していますが、それが功を奏した形となっているようですが、未だに吉野家自体は赤字決算が続いています。

吉野家ホールディングス;今中間期の純損益9億円の赤字に引き上げ、子会社の京樽やどんで利益改善


営業損益は前回予想4億円の赤字から前年比3.9倍の8億円の黒字に、経常損益は前回予想3億円の赤字から同2.9倍の11億円の黒字にそれぞれ引き上げた。一方、売上高は前回予想870億円から前年同期比8%減の854億円に引き下げた。

http://news.livedoor.com/article/detail/5051185/


系列企業の改善などもあって多少は業績が良くなったそうです。記事中には書かれていませんが、IR情報を見てみると吉野家の値下げセールについても申し訳程度に言及されていました。

そんな好調もあってか、次に投入する予定だった爆弾を少し時期は少し時期をずらすとのこと。

吉野家、牛鍋丼が1000万食突破 キムチクッパは延期


一方、「牛キムチクッパ」の投入を遅らせた理由について、同社は「牛鍋丼が予想を上回る反響があり、第2弾については準備に万全を期す必要があると判断した」としている。発売日については、改めて決定する。

http://sankei.jp.msn.com/economy/business/101004/biz1010041735026-n1.htm


今のうちに次々投入しても大した援護射撃にはならないと判断したのか、「牛鍋丼熱」を考慮した結果なのかはわかりませんがもう少しだけ後になるそうです。
その牛キムチクッパですが、8月頃には地域限定で販売してたそうです。

牛鍋丼と牛キムチクッパ。


早い話が吉野家全体で最近よくプッシュしているキムチ牛丼を汁っぽくしたモノ。
吉野家のキムチの辛さがOKならコレも安心して食べられるでしょう♪

http://notkamofuka.blog36.fc2.com/blog-entry-2123.html


牛キムチクッパの画像は公式にもまだ出てはいないので、インターネット上の個人ブログなどで確認するしか今の所方法はないようです。